実習コース受講の先生からのメール

澤田則宏

2018年04月11日 21:47

先週末の実習コースを受講された先生からメールをいただきましたので,転載させていただきます.

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私は卒業してからエンドが一番興味があったのであちこちメーカー主催のセミナーに参加しておりました。
ただ、そのたびにこの新しいnitiファイルがいい、このやり方だとかんたんでコストが安くできるなどの情報に溺れ右往左往してしまい、根管形成の手段と方法にとらわれすぎていたと今になって思います。

今回のセミナーを受けることでエンドにおいてシンプルではありますがもっとも大切な本質〔感染源の除去〕をまず徹底的に行うこと、また感染源を入れさせないためにも必ずラバーダムをかけることを肝に銘じ今後の臨床に役立てていきたいと思いました。

また、現在ライカのマイクロスコープを使用しておりますが写真ばかりであまり動画を撮っておりませんでした。澤田先生の患者さんへの動画でのプレゼンテーションの話を聞いて月曜日から全部動画で撮るようにして患者さんに説明してみました。たしかに写真のときよりも食いつきがぜんぜん違います!皆さん説明前のめりで聞いてもらえるようになりました。この度はマイクロの活用の仕方からレントゲンやCTなどいろいろききたかったことを事細かに説明してもらえてとても勉強になりました。 澤田先生、吉川先生、今村先生、スタッフの方々皆さんに感謝申しあげます。ほんとうにありがとうございました。
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M先生,実習コースへのご参加ありがとうございました.そして,ご丁寧なメールありがとうございます.

感染源の除去が目的ですが,それが大変です.抜髄の時点から感染させないのが治療を楽にしますよね.

動画は有効に活用してください.患者さんの理解度は全然違うように感じます.

そして,デンタルエックス線写真の読影,慣れればCTを撮らなくても情報はたくさん入っています.

先生の今後益々のご活躍を祈念しております.

澤田則宏


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