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時系列で診る

昨日お話した
「心臓は語る」という本の続きの話です.


検査の章に
「時系列で比べないと判断できないことも多い」
というところがあります.

そこからの抜粋です.

「検査のときに,医者が一番困るのは,
その時点での検査結果しか判断材料がない場合です....(中略)...
しかし,そこに三年前と五年前のレントゲン写真があれば全く違ってきます.
...(中略)....診断をより正確にするためには,
過去のデータも必要なのです.」


以前,エックス線写真の影についてお話しました.
影があるからといって,悪いとはかぎらないのです.
http://blog.sawada-dental.com/e141997.html

もしかしたら,前医が一生懸命治療して,
治癒してきている過程かもしれません.
瘢痕治癒になっていると,治癒していても透過像が残ることもあります.

よくセカンドオピニオンを聞きたいと来院される患者さんがいますが,
以前のデータがなければ,我々が下せるのはファーストオピニオンです.
是非主治医の先生から以前のデータを添えた紹介状をもらってきてください.
そうすれば,セカンドオピニオンをお話することが可能なのです.

10年前からある影であれば,
それは何も悪さをしていないのかもしれません.
そのような場合は,経過観察(待機的診断法)というのも大事な治療法ですね.

時系列で診る,ということが結構大切なのです.



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更新日:2011年04月06日

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