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マイクロエンド

先日の症例についてお話します.


上顎大臼歯の根管があかず,コンビームCTを撮影して,
本来の根管の方向や彎曲の状態を精査しました.

CT上で根管は石灰変性しており,
本来の根管は閉塞しているような状態です.

当院のCTは0.125mmの解像度ですから,
理論上,それ以上細い根管は検出できないことになります.

もっとも,私たち歯科医師が通常使うファイル(針のようなもの)の
細いのが0.1mmの直径ぐらいですから,
それ以上細い分岐(実はこの分岐が無数にあります)には
器具が入らないことになります.

この症例でもCTで根管は認められなかったので,
「これは器具の限界かな」と考え,
患者さんにも「そこから先は薬で消毒し,
もし再発するようなら外科処置の適応になります」
と説明し,治療を開始しました.



すると,......

歯根の中央部を顕微鏡下で精査したとき,



みっ,見えました....根管の痕跡です.


(Leica M320でみた根管内)

矢印の部分が狭くなった主根管です.
直径にして,0.08mmです

コンビームCTでも検出できなかった根管ですが,
顕微鏡下でやっと見つけられました.




さて,ここからが大変です.
見つけられたものの,患者さんの奥歯の歯の中,
そしてさらに根の先のほうにあるわずか直径0.08mmの穴に,
器具を入れてキレイにしなければなりません.....
文字通り「針の穴を通す」仕事です.

結局,この根管の拡大に予約1回分,
1時間半を要してしまいました......汗;;

でも,価値はありますよね.
これでこの歯を残せる可能性がグッと増えたわけですから.




というわけで,歯内療法専門医は毎日こんなことをしながら,
皆さんの歯を一本でも多く残すべく,努力をしています.



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更新日:2010年12月23日

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