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抜髄後の打診痛

先日,次のようなメッセージをいただきました.

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私は、歯科衛生士ですが、抜髄後の打診痛がとれない患者さんが多くて困っています。
何か良い方法や貼薬を教えて下さい!
ドクターもどうしたらいいのか分からないって言ってる現状なのです。
このままでは、お金を頂いている患者さんに申し訳なくって!
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さて,17日のブログでも書きましたが,
打診痛の診断は難しいのです.

でも,この問い合わせのように,歯科医院内でいつも抜髄後に打診痛が残るとしたら
やはり何か原因があるのではないか,と考えるべきでしょう.

考えられるのは,おおざっぱに分けて2つです.

1つは,細菌感染です.
(おそらく大部分はこれではないかと思います.)
抜髄処置というのは,歯髄に入り込んだ細菌が,
歯周組織に広がらないように予防処置として行うものですが,
もし術中に感染させているようであれば,
根尖には細菌感染による炎症が出来てしまいます.
これが打診痛の原因となります.

まず,自院の滅菌や術中の感染予防対策(ラバーダムなどなど)を考えてみて下さい.

2つめは,知覚神経の過敏化です.
抜髄の痛みを長く我慢していたような場合に起きます.
痛覚を司る神経系の閾値が低下してしまっているため,
抜髄によって感染源を除去したあとも,
痛みだけが残ってしまう,というパターンでs.

こちらはそう簡単に治りません.
生体の治癒を待つしかないこともありますので,
長期戦になることを覚悟しなければなりません.


さて,ご質問の衛生士さん,
貴院で思い当たることはありますか?
あれば,1つずつ解決してみてください.
患者さんの術後痛がなくなることをお祈りしています.



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更新日:2010年12月21日

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