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ある先生からのお手紙
先日,根管充填1年後の経過をみるため来院された患者さんのお話です.
患者さん自身が歯科医師なのですが,自分の歯の根の先に炎症があり,時々違和感を感じていたようです.
歯科医師であるが故に,再治療のリスクなども考え,「我慢できないわけではないので,このまま様子をみよう」と長年考えていらっしゃったようです.
いよいよ痛みがひどくなり,当院での治療を受けたのが昨年.
今年,来院されたときの一言が印象的でした.
「根尖病巣の不快感,メタルコアをはずすことを思えば我慢しようか,
我慢できないわけではない,と思っていた不快感が,おかげさまでスッキリ!
こんなに快適なものかと,体験できて良かったです.ありがとうございました.」
O先生,通院していただきありがとうございました.
先生のお礼の一言が私達の明日への糧になります.
患者さん自身が歯科医師なのですが,自分の歯の根の先に炎症があり,時々違和感を感じていたようです.
歯科医師であるが故に,再治療のリスクなども考え,「我慢できないわけではないので,このまま様子をみよう」と長年考えていらっしゃったようです.
いよいよ痛みがひどくなり,当院での治療を受けたのが昨年.
今年,来院されたときの一言が印象的でした.
「根尖病巣の不快感,メタルコアをはずすことを思えば我慢しようか,
我慢できないわけではない,と思っていた不快感が,おかげさまでスッキリ!
こんなに快適なものかと,体験できて良かったです.ありがとうございました.」
O先生,通院していただきありがとうございました.
先生のお礼の一言が私達の明日への糧になります.
更新日:2017年08月10日
第38回日本歯内療法学会テーブルクリニックの資料
先月の第38回日本歯内療法学会で発表させていただいた内容です.
当日,まとめ資料としてA4版の紙を100部用意していたのですが,あっという間になくなってしまい,「ゲットできなかったので,送って欲しい」という問い合わせを多数いただきました.
このブログでその時お配りしたものをアップします.
学会に参加してくださった先生方に申し訳ないので,テーブルクリニックの内容をすべて載せるわけにはいきません.
内容については,今後学会誌などの場を借りて皆様にお伝えしようと思います.
T-09 ネゴシエーションの新たな試み その2
澤田デンタルオフィス 澤田則宏
上の内容が,現在私が根管拡大に使用している方法です.
テーブルクリニックを聞かれていない先生にはこれだけではわかりにくいかもしれませんね.申し訳ありません.
本当に石灰化した根管をあけることはできませんが,本来の根管がある場合に今までより格段に時間の短縮が可能となります.
是非,次の考察(コツ)を読んで,トライしてみてください.
ただし,ファイルは折れます.折れないファイルはありません.
ですから,まず抜去歯で十二分に練習をしてから臨床で使ってくださいね.
考察 (コツ)
・ 実体顕微鏡下で手用ファイルを用いてネゴシエーションを行うと手指が視野を妨げることになるが,根管形成用エンジンを使用することにより視野が妨げられることなく形成が可能となる.
・ 根管形成用エンジンを使用することにより,ネゴシエーションから穿通までの時間が短縮できる.結果的に根管形成の時間が大幅に短縮される.
・ 今回使用した回転は,ファイルのねじれ破折を減らす効果がある.
・ 石灰変性している根管はあかない.どこかに根管があるのにファイルが入らないような症例ではネゴシエーションの一法として有用と思われる.
・ 根管の彎曲を考え,彎曲の反対側根管壁にプレカーブの弓状の部分を当てるようにする.軽い上下動を行い,決して強く押し込まない.
更新日:2017年08月09日
夏期休暇(8/16~23)のお知らせ
更新日:2017年08月05日